今日は、「旅館あけぼの」において「楠葉会」の講演会です。
年齢層は幅広く、探究心の強い男女の集まった勉強会です。
伊勢神社の宮司・古川和生さん、佐賀県会議員・大田記代子さんなど、
各界各層でご活躍の方々が会員として、学習に励んでおられる会です。
さて、講演はというと、映像なしでどっぷりインカの謎を探っていただきました。
アンデスの文化に入り込み、文句なしの中身の濃い講演会となりました。
ペルーと日本とのかかわりが切っても切り離せないDNAに行きつくことなど、
かつて学んだ歴史とのからみの中で、否定できない事実に導かれ、会員の皆さんの感動もひとしおでした。
午前中は、吉野ヶ里に行って来られたということで、
アンデスで発掘されたのと同じようなものを見て、その感動の所以も話してくださいました。
文明、文化、遺跡物には、謎が深まるばかりです。
懇親会では、「あけぼの」の会席料理が、
とても上品で秋を彩る技巧が凝らされていて、
観ておいしく、食しておいしく、感じておいしく、と次々と楽しませてくれました。
約40年というペルー在住歴の阪根先生は、
日本のあらゆるものに渇望しているとおっしゃっていました。
きっと、一つひとつ満たされていっているに違いないと確信しています。
投稿日時:2010年10月16日