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◆講演会「インカ帝国の謎と現代」 福岡講演終了

福岡講演「インカ帝国の謎と現代」終了いたしました。

明日は、佐賀講演を開催します。

ラテン文化センター・ティエンポで行われた福岡での講演会は
とてもよい雰囲気で終えることができました。

 

                                        

講演者は、ペルー・リマ市にある天野博物館事務局長・阪根博氏。
アンデスにまつわる数々の話は、うわべだけでなく、
ぐっと深く入り込んだ内容であったので、
思わずうなずいてしまうシーンがたくさんありました。

アンデス考古学・アンデス文化に関する知識に加え
日本や旧大陸の歴史・文化に対する造詣も深い阪根氏は、
難解な事例を専門家でなくても理解できるようなわかりやすい説明をしてくださいました。

なかでも、マチュピチュについては神秘的なことを含めて全容がわかるお話でした。
「マチュピチュは、標高2,400メートル
 クスコは、標高3,200メートル
 インカの都クスコに行って高山病にかかる人はいても
 マチュピチュに行って高山病にかかる人はいない」
これは納得です。

マチュピチュが、そのままの形をとどめ、残っているのはなぜか!
マチュピチュを取り巻く全体の地形、ウルバンバ川の役割、
そして、都クスコを守る4っつの要塞
それらの機能が発揮され果たされたことなど、
身ぶり手ぶりで、とても興味深くはなされました。

 

                          

特に阪根氏が今現在発掘調査に邁進しているチャンカイ文化・考古学は、
今後もより深く、究明が進むことでしょう

「中国4,000年の歴史と言われているが、
 アンデスの歴史は、5,000年以上に遡る。
 メソポタミア文明よりもっと古いんですよ。
 その事実が、今明かになってきた」
 これは、教科書がいずれ書き換えられる、その可能性大。

一つひとつが裏打ちされた内容に基づき、信憑性の濃いものでした。
中には、驚きを隠せない内容も・・・。

阪根氏は、未だ究明されていない内容については、
「それについては、まだわかっていません」と話され、
真実を正直に伝えようとする姿勢が端々に、現れていました。

明日は、佐賀講演。
もし、お聞きになりたい方は、
午後6:30~ アバンセ4Fにて講演会を開催いたしますので、
駆け込みでお出かけください。


投稿日時:2011年10月19日

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