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★ 鹿島高校歴史講演会「アンデスの文明をたどりインカの謎に迫る」

 

 

18日、佐賀県立鹿島高校での講演会でした。
  JR肥前鹿島駅で降りると、すでに先生がお迎えに来ておられました。
  車中では阪根先生と話が盛り上がってところで、車が坂を上って行くと二百年の偉容を誇る見事な赤門がそびえ立っていました。 
この丹塗りの門を入ると正面には鍋島直彬公の像があり、わたくしたちを温かく迎えてくれました。

鹿島高校では全校生徒580名と教師40名のみなさんが熱心にお話を聞いてくださいました。
アンデス5,000年の歴史をわずか1時間半程度で語るわけですから、どんな話が飛び出すのかわかりません。
阪根先生は、聴衆の反応から関心事を引き出し、内容を臨機応変に展開してお話を進められます。
ここでは、平素では触れることが少ないアンデス文明・インカについて、ナスカの地上絵や土器など興味をそそる内容を映像で紹介されました。うわべだけでなく奥深い内容は、生徒の歴史や文化についての興味を喚起する良いきっかけになったものと思われます。
  
  後日、生徒の感想文をいただきましたので、ホンの一部だけ追加でご状介いたします。

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歴史講演会
『アンデスの文明をたどり、インカの謎にせまる』 感想文

1. 講演を聞いて、初めて知ったこと
 まだ旧大陸と新大陸との交流がなかった時代に、遠く離れた場所で無関係の人たちが全く同じことをしはじめたこと
 文明がないといわれていた新大陸に、ピラミッドをつくっているということが発見されたこと
 アンデス文明の土器や織物は、非常に良い状態で残っている(4,000年前のもの)
人間の文明の始まりは5,000~6,000年前、この時代に新大陸の地域にも文明があったことが発見された(文明の多源発見説)

2. もっとも印象に残ったこと

 世界は自分が思っているよりも広いということ
 川がなくても、文明は発達していたということ
 マチュピチュの写真
 土器はその土地独自の文化が形で表現されていることに驚いた

3. 全体をとおしての感想

 文明を築いた言は文明を築こうと思ったのだろう。それは私の長年の謎でした。音場も文字もなかった時代にいったいどのようなコミュニケーションをとって、どのような手段をもってして、人類が進化を遂げてきたのか、とても興味があります。今から気の遠くなるほどの時間を巻き戻した過去、全く関係のない人たちが遠く離れた場所で同じように集落、村、国を作り、農耕をし生活を営んできた。その歴史はロマンに満ちていると思います。とても遠いところの話のような気がするのに、祖先のDNAは脈々と渡したちに受け継がれていて、一番根元ですべてと繋がっているのだと思うと、自分や周囲の人の存在、今自分がしている環境は本当に唯一のもので、特別で、他人に誇れるものなのだと感じることができました。
 この世界の広く、なぞめいたところを、今よりももっと大きく視野を広げて、自分の人生の中でできるだけ多くの『未知』に触れてみたい、そう思いました。
ありがとうございました。 


投稿日時:2010年10月18日

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